大島郡伊仙町 認定こども園 〝木らら〟 letter
魅力ある職場づくり好事例集 笑顔かがやく園づくり(2020年3月発行)より
〝木らら〟の魅力
魅力ポイント1 子育て優先の柔軟なシフトで働きやすく
「チームで見守る」で、ストレスのない職場に!
〝木らら〟では、「子育てを理由に仕事が休める」「交代できるスタッフがいる」をキーワードに、職員の勤務をローテーションで行うシフト制を取り入れています。勤務体制は早番と遅番担当に補助職員1人を加えたチーム保育。複数の職員が携わリ、みんなで子どもたち全員を見守ることで交代が容易になり、仕事の負担軽減にもつながっています。また、保護者との連絡帳や個人記録を集中して作成できるように、記録する時間も確保したシフトを組んでいます。
チーム保育で大切にしているのが、言いたいことが言える関係づくリ。週1回のミーティングは、リラックスした雰囲気で相談やアドバイスができるように配慮。ここでの情報共有で、職員同士の連帯感も深まリ、お互いの得意・不得意を支え合える関係が築けています。
魅力ポイント2 キャリアアップの研修に積極的に参加
スキルアップで保育の質も向上
2019年に地方裁量型認定こども園に移行したことで、職員のキャリアに関する研修実施できるようになりました。
しかしながら離島は、キャリアアップを図るための研修の参加は、交通費と日数がかかります。そこで、研修は出張扱いにし、交通費も支給して職員のキャリアアップを応援。全員が研修を受けられることで職員の意欲を刺激、保育の質も向上しています。
魅力ポイント3 パソコンスキル習得で作業効率アップ
無駄を省いて保育にゆとりを
仕事の効率を目指し、ICT導入が進む保育の現場。〝木らら〟では、昨年から作業効率アップのために、全員でパソコンスキルの習得に取り組んでいます。
以前は主任のみがパソコン業務を担当。今後はICTを導入し、仕事の無駄を省いて、保育にゆとりをもてるような作業システムも検討しています。
〝木らら〟 園長あいさつ
保育士の一番の仕事は子どもに愛情を注ぐこと
園長
柿山 ほずみさん-
「園児にとって保育士はとても大きな存在です。子どもは保育士の笑顔が大好き。だからこそ、保育士が笑顔で働ける職場環境を大切にしています」と話す園長の柿山ほずみさん。
笑顔は、心にゆとりがあってこそ生まれるものだと、働く時間や働く仲間、給料、プライベートの充実などが、良いバランスで保てるような業務改善に取り組んできました。
「子どもが小さいうちは病気にかかることも多いですよね。パート勤務だと、年休だけでは足りない場合もあるため、子どもの看護休暇が取れるようにしています。職員は、子どもの看護休暇を大いに利用してもらい、働けるときにはしっかりと働いてもらっています」。職員は生活スタイルに合わせて、子どもの看護休暇や親の介護休暇を利用しています。できることは敏速に解決
「私の仕事は〝木らら〟で働く職員の声に耳を傾け、できることから改善していくこと」と柿山さん。2019年に地方裁量型認定こども園になったことで、働き方改革に着手する資金もできました。職員がキャリアアップ研修に参加することで、気付きも増え、それが保育の質の向上につながっています。「これからも、子どもにとって最もふさわしい生活の場を目指してサポートしていきます」
〝木らら〟の概要
名称 | 社会福祉法人 徳之島福祉会 地方裁量型認定こども園 〝木らら〟 |
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住所 | 大島郡伊仙町伊仙2123 |
TEL | 0997-86-2325 |
URL | http://care-net.biz/46/toku-nikoniko/kirara.php |
施設概要
設立 | 2012年(2019年に地万裁量型認定こども園へ移行) |
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園児 |
・・・計22人 |
職員 |
・・・計9人 |
※2020年1月現在
職員待遇
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平均勤続年数 4年 平均残業時間 月0時間 育休取得者数 2人(2019年度) 有休消化日数 9.6日(2018年10月 1日~2019年9月30日) ※2019年4月1日現在